
スーパーに立ち寄って、いつも目が行く食べ物がある。
それが「ドラゴンフルーツ」だ。
まるで、ワンピースで出てくる悪魔の実のような形をしていて、その味はなぞに包まれている。
一部の人は食べたことがあるだろうが、私は食べたことがないのだ。というか、避けてきたまである。
見た目的に、あまりそそられる形状をしていないため、その食べ物をあえて避けてきた。
しかし今回、この不思議な食べ物に挑戦することにする。

ここはとあるスーパーである。
ここには、「ドラゴンフルーツ(白肉)」「ドラゴンフルーツ(赤肉)」がある。
そもそも、ドラゴンフルーツに白と赤の二種類あるなんて、知らなかった。


値段は、白肉が税込み646円、赤肉が税込み753円ということで、100円ほど赤肉にほうが高くなっている。
ということで、興味本位で購入した。

もちろん赤と白を購入して、それぞれどのような味なのかレビューしていく。

見た目が見た目で、食べたことがないので、まったく味も見た目も想像ができない。はたして、切った中身はどうなっているのだろうか。

包丁でサクサク切ろうと思ったつもりだが、全然切った心地がしないくらいやわらかく、スパッと半分に切れました。その中見がこれである。

見た目が・・・このゴマみたいなやつは種かな・・・?
なんか、外見もそそられないが、中身までそそられないとか。
香りはというと、なんか、キュウイフルーツのような青臭い香りがする。今のとこ、とくに美味しそうといった印象はない。
次に赤肉の方を恐る恐る切ってみると。

やっぱりかい!
っていうか、赤すぎて見た目がさらに悪い!赤は赤で、なかなかグロテスクな見た目をしており、切ったら赤い汁が・・・。
並べてみると

インパクト大である。先人たちは、よくこれを食べようと思ったものだ。
さて、どのように食べようか。

赤いのと白いのを更に半分に切ってみる

なんか、赤色の皮と、果肉の赤、白が不自然に二つに分かれている。
ドラゴンフルーツよ、なぜ貴様はその色、形状を選んだのだ!と、私の心の声が、重く響き渡っている。
さて、今度は皮を剝がしていこう




赤いほうも



そして一口大に


総じて、まさにキュウイフルーツのような切り心地、まったく何かに当たるような感覚は無く、サクッと簡単に切れる。

こんな感じに仕上がった。こうして横に並べてみると、赤と白のコントラストが凄まじい。
ちなみに、この赤色、服についたら絶対に落ちないやつだ。

まな板も、速攻で奇麗に洗い流した。このままにして放置してたら、絶対に色がこびりつく。まるで、〇人現場のような絵面である。
ということで、恐る恐る白から食べてみることにする。


実際に食べてみると、まず最初に感じるのは、味うす!と同時に、少しだけ青臭さを感じて、キィウイフルーツを噛んでいるようなシャリシャリ感。かすかに甘さを感じて、酸味がある。本当にキィウイフルーツを薄くしたような味がする。
食べたことが無い初めての味に、少しだけ「おえっ」となってしまった。
しかし、違和感は最小だけで、慣れればそこまで悪くない。これはこれでありなのか?と思った。
次に赤肉を食す。

うん、こちらも白肉と同じ触感ではあるが、違うところというと、
赤肉の方が青臭さがあり、甘さが強い。
それ以上の感想は無い。
人により、この味が好きな人がいるそうだが、その名の通り、好き嫌いが分かれそうな味をしていた。
私はというと、好きではないが、食べられなくもない。だが、また食べたいかと問われると迷うことなくこう言う。
大丈夫です。

執筆:DADA