ということで、東京工科大学を後にして、私は車でArioイトーヨーカドーに向かうことにした。
大学時代、私は原付を持っており、フラフラとこのショッピングモールに来ていたことを思い出した。
ここは橋本駅から徒歩10分くらいの所だ。
今回寄ってはないが、橋本駅横に”イオン橋本店”がある。学生の時は”サティ”だったのだが、全て”イオン”に置き換わってしまい悲しさを感じる。このイオンでも思い出があり、商品を購入したらクジを引くことができて、当たるわけがないと思いクジを引いたら「1等:5000円券」が当たったのが。
店員さんから「おめでとうございます」と言われて、何を言っているのか理解できなく、しばらく固まったことを鮮明に覚えている。この当たり券で財布を買ったのだが、その財布はいずこへ。

イトーヨーカドーの話に戻すが、ここは敷地がとても広く、駐車場の非常に広い。


写真では分かりずらいのだが、数千台は収容できるであろうスペースがある。
ちなみに駐車料金はこのようになっている。


都内と比べたら駐車料金はかなり安い。こういったところに来ると、フードコートで食べ物も食べたくなるし、食品も購入する。
あっという間に2千円や3千円を使うことになるため、そこまで長時間いなければ、料金は無料になりそうだ。


案外、こういったゲートを目の当たりにすると心躍る人がいるのではないだろうか。
このゲートをくぐると、異世界が待っており、ゲームセンターや数多く本が並べられている書店、美味しそうな出来立て食べ物に、広いフードコート。
ちなみに私は、すでに血湧き肉躍っている。普段つまらない日常を送っている人たちが、唯一、心躍る場所、それがショッピングモールなのである。
前置きはさておき、中に入っていく。


既に分かってはいるが、やっぱり色々ある。
北海道美味いもの店、スタバ、フードコート。奥を見ると、先が見えないくらいに遠い。この店は、それほど広いのだ。


最初に見たのが「わくわく広場」という店。


「地元の味、ほっとする味。」
なかなかいいキャッチフレーズである。


商品は、地元で採れたであろう野菜から


手作り感満載の総菜


私はこの、「鶏肉から揚げマヨネーズ和え」という初めてみる唐揚げに魅了されていた。
唐揚げじたい好きなのに、マヨネーズで和えてるだと!!しかも、クリームのように唐揚げに白いものが絡みついているではないか。こんなもの、美味しくないはずがない。
ただ、このタイミングでは買えない、晩飯をフードコートで食べることに決めているし、これを買った次の日に食べることにしたとしてどうだろう。味がかなり落ちていないだろうか。
そんなことを考えながら、そっと商品を戻した。


この黒と赤の麺、韓国ジャジャン麺と、ビビン麺も非常に気になったのだが、こちらも次の機会にとっておこう。
この建物は1階と2階が店舗で、3階以上は駐車場となっている。
とりあえず、2階から見ていくことにする。


この広々とした空間に、ポツリとエスカレーター。
ショッピングモールを思わせるレイアウトである。
2階へ移動すると、


イトーヨーカドーによくある文房具売り場がある。
最近知ったのだが、イトーヨーカドーにはこのようなブランド商品も販売されているのである。



ちなみにこれは、ハトロゴインテリアライトといって、ロゴが光るのである。
これはイトーヨーカドーファンにはたまらない商品。私もこれ、家のインテリアに購入したかったのだが、まあまあの価格だったので諦めた。


お次はこれである。ハトロゴの形をしたプラスティック。


これをボトルに詰めるらしい。


面白いことを思いつくものである。
すぐそばにはダイソーもある。


少し専門外を歩くと、こんなお店を見つけた。


「GRAND BUFFET」というお店であり、制限時間内であれば食べ放題ビュッフェとなっている。平日、安くね?


この近くに住んでいれば、通っていたレベルで安い。
私が知らないだけかもしれないが、今どき、食べ放題ビュッフェを見かけない気がする。
そりゃあ、焼肉食べ放題のようなお店はどこにでもある。
私が言っている食べ放題ビュッフェというのは、人とコミュニケーションを取りながらまったり食べ、奥様達の井戸端会議の場となっている場所のことを言っている。そのような、まったりできるような食べ放題のお店が家の近くにできてくれたら嬉しいのだが。

そして、子供が好きそうな店舗を見つけた。


鉄道模型である。
これは、大人でも心をくすぐられる。私が小さなころ、どれほど鉄道模型を走らせたかっただろうか。あいにく、わたしの両親はそのようなことに興味がなく、私は遠くから指をくわえて眺めていた。
私の夢が、目の前に広がっている。そんな私の前を、鉄道が走っていく。


そのほかには、焼肉屋安安や、粉物の道とん堀など、いろいろある。


二階には、小さなテラスがある。


一階には、広場がある。


おもちゃ、ゲーム売り場


もちろん、ゲームセンターもある。


かつて、このような奇麗な見た目のゲームセンターではなかった。
よくある、UFOキャッチャーがいっぱい置かれており、一部メダルゲームや100で遊べるカーレースなどがあった。
時代は変わるものだ。まるで異世界にいるような奇麗な青色イルミネーション。

ゲームも、今どきのものばかりだ。


これは、お金を入れてボタンを押すゲーム出る。
円形をしているブロックを光が高速で回り、ボタンを押すことによって光が止まる。止まった位置が当たりの位置であれば、画像にあるレバーが下がる。
こんなもの説明するまでもないと思うが、もちろんこれも確立機であり、全然当たらないのである。
今のUFOキャッチャーももちろん確立機であり、いっぱい投資しないと取れない仕掛け。
私が小学生のとき、そのような悪質な仕様だっただろうか?


メダルゲームも少しある。


アカチャンホンポ


XEBIO

ここでだいたい二階は見終わったので、一階に移動する。


降りると、Loftや本屋などがあるが、そろそろ腹が減ってきたのでフードコートで腹を満たそう。


ここのフードコートもまた広いのである。
ここに来るたびに苦い思い出がよみがえる。

私は大学を卒業して、新卒でIT企業に就職をした。しかし、私にこの職業は向いていないと思い、早い段階で転職を考えるようになった。毎日出社するのが苦痛で、徐々に病んでいった。嫌すぎて休むことさえ増えてきた。
そんな時に、よくこのフードコートに寄っていた。夜にここにきては、一人でボーっとスマホゲームをして現実逃避をしていた。
結果、その会社は退職したのだが、辞めて正解だったと今でも思う。

そんなことを思いながら、何を食べようか色々見ていたが、久々に”すた丼”を食べようと思った。


何を食べようかとメニューを見て、”ガリバタすた丼”という、なんとも胃袋に刺さるメニューを見つけた。
ガーリックも好きだし、バターも好き。これしかないだろう!
ということで注文。


恒例の卵ものせて。


いただきます。


うまい!美味いに決まっているのである。
てか、ガーリックの匂いがすごい。ただのすた丼じたい、ガーリックがすごいが、それを超えるすごさ。まさに、男飯、ガッツリ系である!
油ギトギト感はいつも通りで、上にフライドガーリックが散りばめられている。
これは、ガーリックのダブルパンチ。くるまで一、二時間ほどかかって八王子に来たが、疲れがいっきにぶっ飛んだ。


また食べたいのである。


そろそろフードコートを出ようと歩くと、ファミリー向けの席を見つけた。


私が来ていた当初からこのスペースはあったが、家族連れには非常に良いスペースだと感じた。

再度に、スーパーに寄ろって食材を買おう。


やっぱりスーパーの総菜って、そそられるよね。
ということで、次の日の飯のために色々食材を購入。


色々回ってつかれた。これから帰るが、やっぱり外は暗くなってる。


これから二時間近くかけて家に帰ることになる。
すこしため息が出たが、まあ色々回れたことだし、良しとしよう。

執筆:DADA

大学時代にお世話になった八王子に行ってみた(2)” に対して1件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。